量子どうぶつしょうぎのススメ
◆元ネタ
量子人狼を基とする『量子●●』において以下のつぶやきから。
量子将棋:最初は各駒の種類が決まっていなくて、あらゆる動きができる。しかし、例えばある駒を前に3マス動かすと、その駒は[香車50%飛車50%]という状態になり以降はそれ以外の動きが出来なくなる。その後別の駒を横に3マス動かしたらそれは飛車で確定し、先程の駒は香車で確定する
— faulte(フォルテ) (@faulte) September 29, 2013
将棋は駒多いし、盤面広いしむずかしずぎる。そんな僕らのためのしょうぎ。
3*4の盤面に1人あたり4個のコマで、序盤からダイナミックな攻防が楽しめる。
◆量子どうぶつしょうぎのルール
1.基本的なルールはどうぶつしょうぎと同じ
2.ゲーム開始時には全てのコマは次の確率表を持つ
[ライオン25%,ゾウ25%,キリン25%,ヒヨコ25%]
3.各コマは自分が持つ確率が0でない動物の動き方をすることが出来る。
4.初期に配置されている4つのコマは
最終的にはライオン,ゾウ,キリン,ヒヨコの各コマ1つずつに収束する。
◆確率変動
次の3つの場合に各コマの持つ確率表が変動する。
1.コマを動かしたとき、動き方と矛盾する動物の可能性が0%になる。
コマAの持つゾウの可能とヒヨコの可能性性は0%になる
2.コマを取られたとき、その時点でもつ確率表に従って
ランダムに動物を決定しその確率が100%になる
※ただしこの時点でライオンになることはない
33%ずつの確率でゾウ,キリン,ヒヨコ,のいずれかの可能性が100%、ほかは0%となる。
3.他のコマの確率表が変動したとき、連動して確率表が変動する。
コマB~Dがライオンである可能性は0%になる
◆補足
※未確定のコマを取ってライオンになることはない
※ヒヨコの可能性を持つコマが敵陣に入った場合、
成る(ヒヨコの可能性を100%にする)か成らない(同0%にする)かを選択する。
※ライオンの可能性を持つコマが敵陣に入ったまま
1手番経過した場合、勝利を宣言できる。
◆補助ツール
量子どうぶつしょうぎ用の補助ツール作りました。calcQtAnimalSyogi
確率計算、コマ取得時のランダム収束を自動化してくれます。
こんな感じで盤面の準備をして、お使いください。
◆さいごに
だれかオンライン量子将棋を作ってください。。